今年度2回目のすくすくサロンを８月３１日に開催いたしました。

今年も齋藤祐子先生をお招きして、

『こどもの一般的な発達過程とさまざまな行動の意味を考えてみる』

というテーマでお話していただきました。

今回も保護者の方から聞かれる、子どもに関する疑問について、とてもわかりやすく丁寧に解説していただきました。

例えば、

子どもを褒めることが大事だと言うけれど、そんなに褒めることって大事？

という質問には

「保護者の方も例えば幼稚園から毎日自分の子供の悪いところばかり言われると、その先生に対していい印象は持たなくなることはないですか？大人だって悪いことを言われると相手といい関係を作ることはできないですよね。子どもも同じです。たくさん褒めて調子にのったら、調子にのらせておけばいい、それで失敗したらそこから学べばいいだけ」

といったわかりやす説明で、保護者の方も大きく頷いていました。

質疑応答の時間では、『夫に子どものことがうまく伝えられない』『共感してもらえない』といった悩みに対して、参加された方々が意見をそれぞれ出し合うことができました。

祐子さんからは、療育機関や医療機関などの第三者から子どものことを伝えてもらうということも１つの方法というアドバイスが出ていました。

（当事業所では月に１回保護者の方とのお話の時間を設けているのですが、時にはお父様が「子どもとの関わり方に困っている」「妻の力になりたいが、どうしたらいいのか」といった相談でお話の日に来所されることもあります。）

参加された方々にとっては、涙あり笑いありの充実した勉強会となったようで、

・子どもの接し方、また考え直すいい機会になりました。

・余裕のある時に対応の練習をするということをやってみようと思います。

・ずっと思っていた疑問が少しどうしたらよいのかわかったので助かりました。

・楽しむことの重要性を気づきました

といった感想があがっていました。

次回のすくすくサロンは、10月19日を予定しています。

近々開催予定をまたホームページ上でもお知らせします。