年に3回程開催している保護者向けの勉強会『すくすくサロン』。

今年度1回目は札幌市ペアレントメンターの長田さんを講師にお迎えし＜就学に向けて親として大切にしたいこと＞というテーマでお話をしていただきました。コロナ対策のため、参加人数も制限させていただいた中ではありますが、8名のお母さんが参加され長田さんのお話に耳を傾けられていました。

長田さんの経験を交えながら、

・診断名は同じでも1人1人違うため、支援の情報をキャッチし、その子にあった支援を有効に使っていく

・保護者と関係機関の情報共有の大切さ

・関係機関に任せるのではなく、一緒に子どもを育てていくという意識をもつこと

・就学後にどういったサポートがあるのか

といったお話していただきました。

大先輩お母さんである長田さんのお話は、参加された保護者の方にも共感できる部分があったようで、みなさんメモをとりながら真剣に聞いていらっしゃいました。

質疑応答の時間では、『支援級がいいのか通常級がいいのか迷っている』『人数が少ない学校のほうがいいのではないか』『放課後等デイサービスを調べても数が多く、我が子にあう場所を探せるか心配』といったような話題が上がっていました。

保護者の方同士で情報を交換しあえた時間もあり、同じような悩みを抱えているということに少し安心した保護者の方もいたようです。

次回のすくすくサロンの開催は8月下旬頃を予定しております。（コロナウイルスの感染状況などによっては、時期がずれる可能性もあります…。）